フランチャイズビジネスが軌道に乗ったら2店目!失敗しない多店舗展開のポイント

フランチャイズビジネスで開業し、数年で運営が軌道に乗った場合、次に何を考えるでしょうか?ビジネスの拡大を考えるなら、2店目のオープンを視野にいれる人も多いと思います。
この記事では、フランチャイズビジネスで多店舗展開を考える際に知っておきたいメリットやデメリット、2店舗目出店のタイミングや運営成功のポイントなどをお伝えします。
目次
多店舗展開のメリットとデメリット
多店舗展開のメリットとして一番に挙げられるのは、売上の拡大です。逆に、どちらかの店舗の売上が芳しくない場合でも、もう1店がカバーすることも可能ですね。ほかにも、人材が不足している店舗に人をまわすこともできますし、ベテランのスタッフに新店を任せたり、スタッフ側のモチベーションアップにつながったり、メリットがたくさんあります。
ただし、どちらかの店の売上が足を引っ張る可能性があるのも事実です。また、複数の店舗を経営することにより、細やかに目が行き届かなくなる可能性も。さらに、複数店舗の中で、サービスの質に差が生まれると、店舗の評判自体を落とすことにもなりかねません。
独立・起業を目指してフランチャイズビジネスで開業したなら、経営者として事業を拡大したいという気持ちを持っている人は多いでしょう。ただし、経営のすべてにおいて自分が関わっていないと満足できない人は、自分以外の人に仕事を任せることが大きなストレスになってしまうかもしれません。
2店舗目の出店には、「資金」「分析」「人材」「物件」の4つを準備する必要があります。
2店目の出店に踏み切るタイミング
まずは資金の準備
1店目の運営が軌道に乗っているとはいえ、2店目を出店するなら、あらたに資金を準備しなければなりません。
物件取得費や内外装工事、什器備品の準備、人を雇う必要もあるので人件費も必要になります。資金にどの程度の余裕があるかを踏まえて、2店目の出店を検討しましょう。2店目を考えるなら、物件についても早めに探し始めることをお勧めします。
1店目の運営が成功した理由を分析してみる
フランチャイズで開業して数年で運営が軌道に乗ったのには、物件の立地、客層、優秀なスタッフ、店舗の動線、接客など、理由があるはずです。その理由をきちんと分析して2店舗目の運営に生かしましょう。
店舗を任せられる人材を育てておく
私は学生時代、パン屋さんでアルバイトをしていました。かなりの人気店になり、オーナーは2店舗目を車で15分程度のところに出店。ところが、経営がうまくいかず、数年で2店舗目を閉めることになり、最初の1店舗目だけの経営に逆戻りすることになってしまいました。
このオーナーの失敗の原因は「人に仕事を任せることができなかったから」です。
全部の仕事を自分でやろうとしたため、あまりにも忙しくなり、結局運営が立ち行かなくなってしまったというわけです。
資金繰りや物件の選定がうまくいっても、安心して仕事を任せられる従業員がいなければ、店舗の運営は失敗するでしょう。
複数店舗を経営するとなると、従来どおりの仕事にかける時間も自ずと短くなってしまいます。2店舗目を考えるなら、店舗を任すことのできる人材を育てておくことが何より重要です。
2店目の物件の選定は慎重に
1店目の経営がうまくいったからといって、必ず2店目で成功するとは限りません。事実、有名なコンビニエンスストアでも、「駐車場が狭い」「何となく車を止めにくい」など、ちょっとした理由が重なって、閉店に追い込まれている店がたくさんあります。
複数店舗を行き来することも多くなるので、あまり遠く離れすぎていても、どちらの店舗も目が行き届かなくなります。
最初の物件を選んだときと同様、慎重に物件を選定しましょう。
複数店舗を運営するオーナーの仕事
複数の店舗を運営する場合、実際の接客などはスタッフに任せることが多くなるでしょう。
一方で、売上や経費などを管理し、売上目標を達成するための事業計画を立て、それを実行するスタッフを育成することが求められます。
責任をもって仕事をしているスタッフを信頼して任せることも重要ですが、何かトラブルが発生したら、スムーズに解決するのもオーナーの仕事です。
まずは1店舗目の運営を軌道に乗せることが重要
買取フランチャイズは小さな店舗、少ないスタッフで始められることから、複数展開するオーナーが多いといわれています。
「BRAND OFF 買取専門店フランチャイズ」は、本部のサポート体制も手厚く、出店エリアや立地情報の提供、物件紹介なども行っていますので、何でもご相談ください。
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